プーチン氏「暗殺すべし」で物議

Published by
共同通信

 【ワシントン共同】「誰かが始末するしかない」。米共和党の重鎮グラム上院議員が3日にツイッターで、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領を暗殺すべきだと示唆する投稿をして物議を醸している。過激な内容にバイデン政権も「米政府の見解ではない」(サキ大統領報道官)と距離を置いている。

 グラム氏は古代ローマの将軍カエサルを暗殺したブルータスに言及し「ロシアにブルータスはいないのか」と書き、「ロシアにいる誰かがこいつを始末するしかない。世界のためになる」と主張した。

 米メディアによると、ロシアのアントノフ駐米大使は「言語道断であり受け入れられない」と猛反発した。