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共同通信
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制圧地の広場を、青と黄色のウクライナ国旗が埋め尽くした。「ヘルソンはウクライナだ」。ロシア軍が2日に制圧を発表した最初の主要都市、南部ヘルソンで5日、約2千人の住民が怒りの声を上げた。反戦デモは世界各地で続いた。
ロシアの人権団体によると、同国では6日に29の都市で反戦デモがあり、少なくとも1015人が拘束された。ロイター通信が伝えた。
地元報道などによると、ヘルソン中心部では5日、ロシア軍が占拠した市庁舎に近い「自由広場」に市民が集まった。「ロシア人よ、家に帰れ」。シュプレヒコールや国歌「ウクライナは滅びず」の合唱は、数時間にわたり広場を満たした。