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反応、まちまち
公立校、屋内でのマスク着用義務撤廃

ニューヨーク市内の公立校では7日から屋内でのマスク着用義務が撤廃された。自宅隔離を終えたばかりの場合は、マスクをしなければならず、社会的距離もできるだけとることが求められる。2〜5歳児もマスクが必要だ。それ以外は本人の自由。社会的距離も不要になった。同日、ゴッサミストが報じた。
ニューヨーカーたちの反応はまちまち。ブルックリン区の小学校に子供2人を通わせるロビン・レスター・ケントンさんは「コロナの影響を考えると、マスクをしないことが最良の選択」と楽観的。市内の高校教頭、パトリック・ハントさんも「人間関係や授業の質が改善する」と声は明るい。ブルックリン区の高校4年生、ジョスリン・ラモスさんは「コロナは終わったわけではなく、まだ心配」とマスク着用を続けるつもり。クイーンズ区の高校教員、ジェシカ・コーエンさんは「着用するかしないかは人種で分かれるのでは」と、いじめを懸念する。
「子どもたちの笑顔が見たい」としてマスク着用義務撤廃を4日に発表したアダムズ市長。「マスクをしたい生徒はしてもよい」と語っており、状況が悪化すればマスク着用を再度義務化する考えがあることも明かした。ワクチン接種率が90%を超える公立校は少なく、多くは25%に満たないのが現状だ。
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