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同行サービスで1人歩きの不安解消
NY、ボランティアがエスコート

ニューヨーク市の治安が悪化する中、1人で歩くのが不安な人たちに付き添って歩いてくれるボランティアグループ「セイフ・ウォークスNYC」について、3日付のシークレットNYCが紹介している。
市では、主にアジア系米国人・太平洋諸島出身者(AAPI)やその他の有色人種の女性に対する暴行事件が増加している。ブルックリン区ブッシュウィック出身のピーター・ケルさんは昨年1月、多発する暴行事件のニュースを見て触発され、グループを結成した。結成からわずか2週間で、地元ボランティアは170人を超え、これまでに、200人の正会員を含め2千人以上のボランティアの申し込みがあった。同行サービスの利用は、1000回を超える。
サービスの申し込みは、40分以上前にグーグル・フォームに記入して行う。ネットワーク内のボランティアがやって来て、自宅と駅の間を一緒に歩いてくれる。緊急のリクエストの場合は、インスタグラム(@safewalksnyc)にメッセージを送信する。往復や公共交通機関のリクエストの場合、24時間前までの申し込みが必要。緊急事態やワクチン接種など、特別な状況が優先される。
現在、ブッシュウィックのほか、チャイナタウンを含むマンハッタン区の一部でサービスを提供しているが、ハーレムやクイーンズ区への拡大を計画している。アプリも導入する予定だ。
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