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共同通信
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9日午前の東京商品取引所で、中東産原油の先物指標価格が一時、1キロリットル当たり8万70円に上昇した。8万円の大台を超えるのは2008年8月以来、約13年半ぶり。8日夕から9日朝までの夜間取引でも、一時8万880円を付けた。
ロシアへの追加制裁として8日、米国がロシア産原油などの輸入禁止措置を発表。英国も今年末までに段階的に輸入を停止すると公表した。需給逼迫への懸念から、世界的に原油先物相場が急騰している。
有事の安全資産とされる金も値上がりした。田中貴金属工業(東京)の販売価格は9日、1グラム当たり8402円となり、連日で過去最高値を更新した。