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共同通信
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【ワシントン共同】欧米で物価高と景気停滞が重なる「スタグフレーション」懸念が浮上してきた。中央銀行トップらは8日までに相次いで警戒感を表明。ロシアのウクライナ侵攻を巡る経済制裁で原油などの資源高が加速し、新型コロナウイルス禍から回復途上の実体経済を腰折れさせる恐れがあるためだ。1970年代の第1次石油危機の再来もささやかれる。
日本では欧米ほど物価は高騰していないが、コロナ禍からの回復の勢いは弱い。世界的な打撃が広がれば、日本も影響は免れず、狂乱物価に見舞われて戦後初のマイナス成長となった74年不況が現実味を帯びかねない。
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