ロシア軍、3方向から首都攻勢

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共同通信

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシアのウクライナ侵攻から10日で2週間。首都キエフ周辺では軍事力で劣るウクライナ側が抵抗し戦局は膠着状態となった。米国防総省によると、ロシア軍は打開に向け、新たに北東側からも攻勢を強め、3方向から包囲を狙う構え。一方、南東部マリウポリや東部ハリコフでは攻撃が続き、犠牲者が増えている。

 ウクライナメディアによると、東部スムイでは両国の合意に基づき、8日に続いて9日も「人道回廊」を通じた市民退避が行われた。9日は欧州最大級のザポロジエ原発が立地するエネルゴダールやキエフ近郊も含め、少なくとも2カ所でも実施されたという。