娘自殺、児相が原因と調査要求

Published by
共同通信

 2014年に山口県岩国市の岩国児童相談所に通っていた長女=当時(16)=が自殺したのは、離婚した元妻のいる家に長女を帰した児相の対応が原因だとして、広島市在住で父親の江邑幸一さん(49)が10日、記者会見し、山口県に第三者委員会による調査を求めた。

 離婚後、長女は元妻に引き取られたが、長女は元妻と不仲になり、岩国児相の判断で児童養護施設や里親の下で生活した。児相は最終的に長女を元妻宅へ戻し、約2カ月後に長女は自殺した。

 江邑さんは、長女に自殺願望があることを児相が知っていたにもかかわらず対応していないと主張した。