難局打開願い、感謝の花手渡す

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共同通信
国際女性デーの8日、女の子に花を配るアレックスさん=ウクライナ西部リビウ(共同)

 【リビウ共同】8日の国際女性デーは、ロシアの侵攻を受けているウクライナでは祝日で、クリスマス、復活祭(イースター)に次ぐ位置付けの重要な日だ。今年は非常時とあって祝賀行事は見られなかったが、西部リビウでは若者が「男性も女性もお互いに助け合わないと、難局は打開できない」との思いと感謝を込め、道行く女性に色とりどりのチューリップを手渡していた。

 地元の女性によると、旧ソ連時代は黄色のミモザの花束を男性が女性に贈ることが多かったが、近年はチューリップを1輪だけというのが主流。市場では、防弾チョッキを着用した若者5人がチューリップを約150輪、買い込んでいた。