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共同通信
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日銀が10日発表した2月の国内企業物価指数(2015年平均=100、速報)は、前年同月比9.3%上昇の110.7だった。上昇幅は比較可能な1981年1月以降で最大。原油をはじめとする原材料価格の高騰や、円安による輸入物価の上昇が指数を押し上げた。
ウクライナ情勢を反映して今後も物価が上昇し、家計負担につながって景気の重しとなる可能性がある。指数の水準も、日本がバブル景気に入る前の85年以来の高さだった。
品目別では、石油・石炭製品が34.2%上昇。木材・木製品が58.0%伸びた。