セントラルパークの数カ所で火災
FDNY「放火の疑い」
セントラルパークの数カ所で8日、火災が発生。草むらが焼けた。市消防局(FDNY)が消火し、けが人や甚大な被害はなかった。 同日ニューヨーク・タイムズが報じた。
火が出たのは公園内のノース・ウッズ地区。向かいのアパート住むクリス・ラカスさん(49)が午後1時15分頃、黒煙が上がっているの窓越しに発見して911に通報した。FDNYが駆けつけ、午後3時までには消し止めた。「風にあおられ、数カ所から煙が昇っていた」とカラスさん。過去に自然発火したことなはく、「誰かが小道を歩きながら火をつけたのではないか」とも話している。
FDNYの報道官も「放火の疑いがある」と指摘。捜査に協力している市警察(NYPD)は火をつけようとしている不審者を見たという目撃情報があることを明かした。今後はこうした目撃情報や防犯カメラの映像を確認する。FDNYによると,同日午前7時頃、同地区でゴミが燃えているとの通報があり、消火した。午後の火災との関連性も調べることなる。
ノース・ウッズ地区は40エーカーで、セントラルパークにある最大の森林地帯。公園を管理する非営利団体によると、枯れ草や落ち葉に火がつき、辺りが焼け焦げた程度。燃えた木はなく、被害は一時的だという。
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