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共同通信
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ロシア軍に侵攻されたウクライナ支援のための防衛装備品提供で、第2陣となる航空自衛隊のC2輸送機1機が10日午後、鳥取県の美保基地から出発した。8日に愛知県の小牧基地を出たKC767空中給油輸送機と同様、防弾チョッキとヘルメットを積み込んだ。政府関係者によると隣国のポーランドに向かう見通し。
防衛省は防寒服やテント、カメラ、衛生資材、非常用の食料、発電機などの自衛隊物資も提供する方針を示している。現地のニーズに応じ、準備が整い次第、輸送する。
政府は今回の支援に当たり、2014年に閣議決定した「防衛装備移転三原則」の運用指針を改定している。