遠山元議員に懲役2年求刑

03/11/2022

　新型コロナウイルス関連融資を違法仲介したとして、貸金業法違反（無登録営業）の罪に問われた元公明党衆院議員遠山清彦被告（52）の公判が11日、東京地裁（丹羽敏彦裁判長）で開かれ、検察側が懲役2年、罰金100万円を求刑して結審した。判決は29日。

　起訴状によると、2020年3月ごろから21年6月ごろの間、必要な登録を受けずに計111回、日本政策金融公庫の担当者を紹介するなどして融資を仲介。うち29回はともに在宅起訴された環境関連会社役員牧厚被告（74）と共謀したとしている。仲介による公庫の貸付金額は計37億2755万円だった。