イラク北部にミサイル12発

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共同通信

 【ワシントン共同】米メディアによると、イラク北部のクルド人自治区アルビルに現地時間13日未明、ミサイル12発による攻撃があった。米領事館近くに着弾したが、米国人を含めて負傷者の報告はないという。米国防当局者は隣国イランから発射されたと述べた。

 イラク側の当局者は、弾道ミサイルだと説明。米側はミサイルの種類を確認していない。米施設が狙われたかどうか不明という。

 米国とイランは、イラン核合意の修復に向けた間接協議を続け、合意再建の機運が高まっていた。しかし合意当事国のロシアによるウクライナ侵攻が支障となり、協議は11日に中断した。