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共同通信
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【ワシントン、北京共同】米中両政府は13日、サリバン米大統領補佐官と中国外交トップの楊潔チ共産党政治局員が14日にローマで会談すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻について協議する。米国が欧州各国などと一致して強力な対ロ制裁を打ち出したのに対し、ロシアとの関係を強化してきた中国は制裁に反対しており、厳しいやりとりが予想される。
両氏の対面式での会談は、昨年10月にスイスで実施して以来で、ウクライナ侵攻後は初めて。サリバン氏は13日のCNNテレビの番組で「中国がロシアにどの程度、物質的、経済的な支援を提供するか注視している」と表明した。