日米韓が警戒監視強化

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共同通信
2020年10月、北朝鮮・平壌で行われた軍事パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(コリアメディア提供・共同)

 【ソウル共同】北朝鮮が新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能試験のため追加発射を準備している兆候が把握されたことを受け、日米韓は14日までに警戒監視を強化した。複数の韓国メディアは政府高官の話として、今週初めにも発射の可能性があると報じた。

 韓国軍合同参謀本部の関係者は14日「韓米情報当局は追加発射の可能性に備え、関連動向を鋭意注視している」と強調。「確固たる警戒態勢を整えている」とも述べた。

 聯合ニュースによると、高度な通信傍受機能を備える米軍の電子偵察機RC135V(通称・リベットジョイント)が14日、朝鮮半島西方の黄海などで偵察飛行を実施した。