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共同通信
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【ロンドン共同】英国と北欧、バルト諸国など計10カ国が15日、ロンドンで首脳会議を開き、ロシアのウクライナ侵攻を受けた声明で「領土拡張主義の犠牲になってはならない」とロシアへの警戒を共有した。10カ国でつくる合同部隊による北大西洋、バルト海地域での演習強化も確認した。
合同部隊は世界的な脅威への対応や人道支援を目的の「合同派遣軍」。英国が主導し、北大西洋条約機構(NATO)に加盟していないスウェーデンやフィンランドも参加している。
ジョンソン英首相はスウェーデンのアンデション首相と個別に会談し「ロシアの脅威に直面する北欧諸国と結束する」と強調した。