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共同通信
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【ワシントン共同】米製薬大手ファイザーは15日、新型コロナワクチンの4回目接種に関する緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。3回目を済ませた65歳以上の高齢者が対象。
オミクロン株の流行中に4回目を実施したイスラエルのデータを基に申請した。3回目から4カ月以上空けて4回目を接種した場合、3回のみの人と比べて感染率は半分に、重症化率は4分の1に抑えられた。60歳以上の110万人のデータを解析した。
18歳以上の医療従事者700人が参加した臨床試験では、4回目接種により、オミクロン株の細胞侵入を防ぐ血中の中和抗体量が8~10倍に増えた。