飛行禁止設定を改めて否定

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共同通信

 【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)は16日、ブリュッセルの本部で緊急の国防相会合を開き、ロシアの侵攻を受けたウクライナへの支援継続で一致した。ストルテンベルグ事務総長は終了後の記者会見で、ウクライナが求めている同国上空の飛行禁止区域設定について改めて否定した。

 ストルテンベルグ氏は「NATOがウクライナの地上や上空に軍を展開すべきではないという点で同盟国は一致している。戦争がウクライナを超えてエスカレートしないようにする責任があるからだ」と述べた。