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夏時間を恒久化へ
連邦上院が満場一致で法案可決

連邦上院は14日、サマータイム(夏時間)を恒久化する法案を満場一致で可決した。15日、ニューヨークタイムズが報じた。
米国は13日、時計を1時間進めて夏時間に移行したばかり。寝不足気味の上院議員も見受けられた。法案を提案したルビオ上院議員(フロリダ州、共和党)は「米国人の大多数は、時計を進めたり遅らせたりすることをやめたいと思っている」と指摘。「なぜ続けるのか自問すべきだ」と話した。他の上院議員も「幼児の睡眠サイクルを乱す。保護者にとって不必要な重荷であり頭痛の種だ」「日没が午後4時15分。文字通り暗い日々を送ることになる」などと発言した。秋に標準時間に戻す際、うつ状態が11%増加し、悪影響が10週間も継続するとする2017年のデンマークでの研究結果もある。
夏時間は1918年に法制化された習慣。一説によると、18世紀に勤勉を徳としたベンジャミン・フランクリンが考えついたと言われる。夜が早く来て明るいと、ショッピングやレジャーなどの経済活動が増え、強盗などの犯罪が減ると考えられている。標準時間の方が太陽の動きに近く、睡眠不足になりにくいとして、「夏時間の選択は誤り」と疑問を呈する神経学者もいる。
法案が下院で可決され、バイデン大統領が署名すれば、2023年11月に発効する。
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