震度6強の地震は「逆断層型」

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共同通信
記者会見する地震調査委員会の平田直委員長=17日午後、文科省

 政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大名誉教授)は17日、宮城県と福島県で16日夜に最大震度6強を観測した地震を受け、臨時会合を開催し、東西に押し合うような力がかかり、断層が上下方向にずれる「逆断層型」の地震だったとの評価をまとめた。

 平田氏は会合後に文部科学省で記者会見し、揺れの強かった地域について「1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意が必要だ」と呼び掛けた。

 地震発生は16日午後11時36分ごろで、推定されたマグニチュード(M)は7.4。震源は福島県沖の深さ57キロとされる。