ウクライナ対応で連携促す方針

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共同通信
ニューデリーに到着しインド舞踊で歓迎される岸田首相(前列左)=19日(代表撮影・共同)

 【ニューデリー共同】岸田文雄首相は19日(日本時間同)、インドのニューデリーでモディ首相と会談した。岸田首相は、ロシア軍の侵攻を受けているウクライナへの対応に関して「国際社会の結束が大事だ」として日米欧などとの連携を促す考えだ。日本が官民合わせて今後5年間に5兆円を投資する目標を表明。軍事力を急拡大している中国を念頭に、アジア太平洋地域でも力による現状変更を阻止しなければならないとの認識を共有しけん制する方針だ。

 インドはロシアと伝統的に友好関係にあり、国連総会でのロシア非難決議では棄権した。どこまで協調対応を引き出せるかが焦点となる。