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共同通信
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【リビウ共同】ロシア軍は19日、極超音速ミサイルを発射し、ウクライナの軍事目標を破壊したと明らかにした。実戦使用は初めて。地上部隊がウクライナ軍の抗戦で進軍を阻まれ、首都キエフ周辺などで戦線が膠着する中、ミサイル攻撃を強化した。英国防情報当局は、ロシア軍が無差別攻撃を含む「消耗戦に移行し始めた」と分析。民間人の犠牲が拡大している。
ロシア国防省は19日、ウクライナ西部デリャチンで18日に航空機から発射する極超音速ミサイルを使用、地下のミサイル貯蔵庫を破壊したと発表した。さらに新型地対艦ミサイルで、南部オデッサ近郊の軍の通信施設2カ所を破壊したと表明した。