特定少年の実名報道に賛成89%

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共同通信
改正少年法で、起訴された18、19歳の「特定少年」を報道機関が実名報道することへの賛否

 改正少年法施行を4月1日に控え、共同通信社は19日、全国の18歳以上を対象としたインターネット意識調査の結果をまとめた。法改正を受け、起訴された18、19歳の「特定少年」を報道機関が実名で報道することについて「どちらかといえば」を含め賛成と答えた人は計89%に上った。反対は計11%だった。

 賛成理由は、4月に改正民法も施行されて成人年齢が18歳以上になることを踏まえ「民法上成人であり、大人と同じ扱いをするべきだ」が49%と最多だった。反対は「本人が立ち直る機会を奪う」が27%と首位だった。