広島市議補選で元職員当選

Published by
共同通信

 2019年参院選広島選挙区の大規模買収事件で、河井克行元法相(59)=実刑確定=から現金50万円を受領した広島市議(70)=公選法違反罪で略式起訴=の辞職に伴う補欠選挙(安芸区選挙区)は20日投開票の結果、無所属新人で元広島市職員の西佐古晋平氏(43)が初当選した。投票率は20.60%だった。買収事件で現金を受け取った地方議員の辞職を受けた初の補選。

 日本維新の会新人の大田智弘氏(57)、共産党元職の中石仁氏(59)、無所属新人で学習塾経営の大田清氏(49)は及ばなかった。