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共同通信
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林芳正外相は20日(日本時間21日未明)、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで、アブドラ外務・国際協力相と会談した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油価格高騰に関し「さらなる原油供給や生産余力の確保を通じた市場の安定に貢献してほしい」と要請。アブドラ氏は「信頼できるパートナーである日本と引き続き連携したい」と述べた。
UAEは日本にとってサウジアラビアに次ぐ原油の調達先で、輸入量の約3割を占める。両氏は、ロシアの核兵器による威嚇について「あってはならない」との認識で一致。国際秩序を守るため、緊密に協力すると申し合わせた。