「プーチン氏は恨みで攻撃」

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共同通信
ウクライナ南東部マリウポリの郊外で確認されたロシア側の戦車=20日(ロイター=共同)

 【パリ共同】ウクライナのベレシチューク副首相は南東部マリウポリにロシア軍が包囲攻撃を続けていることについて、プーチン大統領が「住民に個人的な恨みを晴らそうとしている」との見方を示した。21日付のフランス紙リベラシオンがインタビューを伝えた。

 ベレシチューク氏は、プーチン氏が2014年にウクライナ南部クリミアをロシアに強制編入するなどした際、ウクライナ東部の親ロシア派地域とクリミアを結ぶ要衝であるマリウポリを奪うことに「失敗した」と指摘。今回の攻撃は「ロシアの支配を拒否した住民に対する集団的な懲罰だ」と主張した。