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共同通信
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【キシニョフ共同】ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」のニュース番組中に反戦メッセージを掲げた番組編集者オフシャンニコワさんが独立系新聞ノーバヤ・ガゼータのインタビューで、メッセージは自ら書き、警備の目に付かないように、上着の袖に隠してスタジオに入ったと述べた。「計画は90%成功しないと思った」と明かした。21日付同紙が伝えた。
「恐ろしかったが、(政権のプロパガンダを報じる)番組を止めなければならないという強い衝動に駆られた」と振り返った。侵攻開始後、欧米の情報に触れ、辞職を決意。抗議行動で多くの市民が拘束される中「より効果的な方法を考えた」とした。