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共同通信
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小学生が対象の入学者選抜の適性検査などがある全国の公立中高一貫校137校の約36%に当たる11都県と6市区の49校で、「男女同数」など性別ごとの募集定員があることが21日、共同通信の調査で分かった。このうち受検者数などを男女別に公表した44校中34校の2022年度選抜では女子の受検倍率が男子と比べて約1.02~1.75倍高く、残る10校では男子が女子より約1.03~1.37倍高かった。
性別ごとの枠があると、女子の方が合格最低点が高くなり不利になる傾向があるとされる。公立中高一貫校では一部で依然、残っている実態が分かり、議論を呼びそうだ。