RELATED POST
チェルシーホテル、11年ぶりに再開
ウォーホルやマドンナ御用達


Photo: popejon2 from Paddington, Australia / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:New_York_(6035034993).jpg
ポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルやビートニクの代表作家、ジャック・ケルアックなどが好んだチェルシーホテルが11年ぶりに再開する。20日、ニューヨークポストが報じた。
12階建ての赤レンガ造り。アーサー・C・クラークが「2001年宇宙の旅」を書き上げたのもこのホテルだ。ウォーホルはここを舞台に映画を制作。1980年代初めに住んでいたマドンナは92年、このホテルで写真集「SEX」用の写真を撮影した。その他、マーク・トウェイン、詩人のディラン・トマスやアレン・ギンズバーグ、ジャズ音楽家のチェット・ベイカーやチック・コリアなど、文化人御用達のホテルとして知られている。
2016年にDBホテルズのリチャード・ボーン氏らが2億5000万ドルで買収。改築を計画したが、市の住宅保全開発局が異議を申し立て、着工が遅れた。一部はレントスタビライズド適用のアパートになっており、住民50人余りがハラスメントを受けたと訴訟を起こした。そのため建設局が差し止めを命じて、工事は更に遅延した。今回は155室を復活させる予定。9月の完全再開を目指して、現在も工事中だ。ただし、それでもよければとホームページを通じ、すでに予約を受け付けている。1階のロマンチックなスペイン料理の店、エル・キホーテも営業を開始した。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体