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共同通信
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静岡県警は22日、許可を得ずに規定量以上の盛り土をしたとして、沼津市土砂埋め立て等規制条例違反の疑いで、同市柳沢の建築業古屋高明容疑者(84)を逮捕した。市はこれまでに3回、措置命令を含む行政指導を繰り返したが、古屋容疑者は従わず、昨年11月には現場に隣接する住宅の敷地に直径約1.5m、重さ約2トンの石が落ちる事故が起きていた。
逮捕容疑は2019年1月~今年1月、沼津市長の許可を得ないまま、同市宮本の市街化調整区域に約1400平方m、高さ1m以上の盛り土をした疑い。同条例は、500平方mかつ高さ1m以上の盛り土をする場合、市長許可が必要と規定している。