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共同通信
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2022年度予算は22日の参院本会議で、与党と国民民主党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計総額は10年連続で過去最大の107兆5964億円。現行憲法下では1999年度と2000年度予算の3月17日、14年度予算の20日に次いで3番目に早い成立となった。
22年度予算は、昨年12月に成立した21年度補正予算と一体で編成。年金・医療などの社会保障費に36兆2735億円、過去に発行した国債の利払いや償還に充てる国債費に24兆3393億円を、それぞれ計上した。軍事力を増強する中国や北朝鮮をにらみ、防衛費は最大の5兆4005億円となった。