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共同通信
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【ブリュッセル共同】岸田文雄首相は24日(日本時間25日未明)、ベルギーで開催されたウクライナ情勢に関する先進7カ国(G7)首脳会合への出席を終え、記者団に「G7で国際社会の秩序を守り抜くとの強い決意を確認する大変有意義な会合だった」と述べた。その後、政府専用機で帰国の途に就いた。
会合で首相は「核兵器は当然ながら、生物・化学兵器の使用も決してあってはならない」と強調。侵攻後の原油や食料価格の高騰を踏まえ、影響を受ける国への支援や自由貿易の推進の重要性を訴えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国に増産を含めた市場安定化への協力も呼び掛けた。