米、対北朝鮮で追加制裁

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共同通信
新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験=24日、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【ワシントン共同】米国務省は24日、北朝鮮の弾道ミサイル開発計画のための重要な物資を移送したとして、ロシアの2団体1個人と北朝鮮の1団体1個人の計3団体2個人を米独自の追加制裁の対象に指定したと発表した。

 プライス国務省報道官は声明で「北朝鮮のミサイル開発の進展を妨げる措置の一環だ」と指摘。その上で「ロシアは世界で(大量破壊兵器を)拡散する負の役割を果たしている」と批判した。制裁対象は2年間にわたり米政府などによる調達や輸出などが規制される。

 一方、国務省は国際輸出規制の対象になっている物資をシリアに供給したとして、中国の1団体も追加制裁の対象に加えた。