米大統領、ロシアのG20排除を

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共同通信
ブリュッセルで記者会見するバイデン米大統領=24日(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】バイデン米大統領は24日、ブリュッセルのNATO本部で記者会見し、ウクライナに侵攻したロシアをG20の枠組みから排除すべきだとの考えを示した。ロシアが化学兵器を使用した場合の軍事的対応の可能性を問われ「相応の対応を取る」と強調。具体的行動は「NATOがその時に決める」と結束を誇示し、強くけん制した。

 ロシアによる2014年のウクライナ南部クリミア強制編入後、日米欧はG8の枠組みからロシアを排除した。ロシア側はプーチン大統領が今年秋のG20サミットに出席意向だと説明し、議長国インドネシアも24日、招待したと発表した。