米大統領、対ロシアの最前線訪問

Published by
共同通信
ポーランド南東部の空港に専用機で降り立ったバイデン大統領=25日、ジェシュフ近郊(ロイター=)

 【ワルシャワ共同】バイデン米大統領は25日、ロシアが侵攻を続けるウクライナとの国境近くにあるポーランド南東部ジェシュフを訪問した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドは、ウクライナに対する米欧の軍事、人道支援の最前線。米軍最高司令官であるバイデン氏は自ら足を運ぶことで「NATO領土の隅々まで守る」決意を示す狙いだ。

 バイデン政権は今年既に、ポーランドにハリス副大統領、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官を相次ぎ派遣。大統領訪問にはブリンケン、オースティン両長官が同行し、手厚い態勢でNATOの結束やウクライナへの連帯を強調する。

25日、ポーランドの空港に到着したバイデン米大統領(左)(AP=共同)