イスラエルとアラブ・米が会合

Published by
共同通信
28日、イスラエル・スデボケルで、外相会合に臨むラピド外相(左から3人目)やブリンケン米国務長官(右から3人目)ら(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル政府は28日、南部スデボケルでブリンケン米国務長官やアラブ首長国連邦(UAE)などアラブ4カ国の外相を迎え、6カ国の外相会合を開いた。多数のアラブ諸国高官の同時訪問は初めて。6外相は関係強化を継続することで一致し、イスラエルのラピド外相は同様の会合を定期開催すると明らかにした。

 アラブ4カ国は、トランプ前米政権下でイスラエルと国交を正常化したUAE、バーレーン、モロッコのほか、1979年に国交を樹立したエジプト。国交正常化によって今回の会合が実現、中東の地政学的変化が浮き彫りとなった。

28日、イスラエル・スデボケルで会合を開く6カ国外相(ロイター=共同)