マリウポリ死者、約5千人

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共同通信

 【リビウ共同】ウクライナメディアによると、ロシア軍の激しい包囲攻撃を受けている南東部マリウポリのボイチェンコ市長は28日、同市での死者が5千人近くに達したと述べた。このうち210人が子どもだという。

 市長は、四十数万人の同市民の多くが退避したが、約17万人が市内にとどまっていると指摘。市内の集合住宅の約90%が損傷しており、そのうちの約60%には砲弾などが直撃したなどと説明した。11の医療機関が損傷し、うち4カ所は破壊されたとしている。