日航機揺れ、乗務員骨折

Published by
共同通信

 国土交通省は28日、26日午後の羽田発大分行き日航669便ボーイング767が飛行中、機体が揺れて客室乗務員1人が骨盤の中央部にある仙骨を骨折する航空事故があったと発表した。運輸安全委員会が航空事故調査官2人を指名、原因を詳しく調べる。

 同省と日航によると、同機は乗客と乗員計70人で、26日午後5時15分ごろ羽田空港を離陸。約25分後、愛知県の県営名古屋空港から東に約90キロの上空約8500メートルを飛行中、機体が揺れて客室乗務員が床に体を打ち付けた。当時、シートベルト着用サインは消えていたという。