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共同通信
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東急は28日、傘下の東急電鉄が運行する全路線の電力について、4月1日から太陽光発電など再生可能エネルギーで実質的に全て賄うと発表した。全路線を全て再生可能エネルギーとするのは全国の鉄道会社で初めてとしている。二酸化炭素(CO2)排出量を削減し環境対応を強化する。
再生可能エネルギーと示す「非化石証書」を全路線で使う電力分購入し、CO2排出量がゼロとみなされる。5万6千世帯の年間排出量に相当するCO2を削減できるという。東急電鉄は東京都と神奈川県で東横線や田園都市線など8路線、総営業距離約105キロを運行している。
電力調達コストの増加は運賃に反映しない。