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共同通信
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箱根山の火山性地震の増加に伴い、2015年から閉鎖された神奈川県箱根町の遊歩道「大涌谷自然研究路」で28日、一般入場が再開された。噴石から身を守るシェルター7基が新設され、県や町などでつくる協議会が、安全対策が整ったと判断した。入場が可能となるのは約7年ぶり。
遊歩道は「箱根ロープウェイ」の大涌谷駅周辺と噴煙地付近を結ぶ往復約700メートル。ウェブで事前予約した観光客が入れる。入場は1日4回の入れ替え制とし、1回につき定員30人を監視員2人が引率する。
箱根町の勝俣浩行町長らが、ヘルメットをかぶった観光客に大涌谷名物「黒たまご」を配り、拍手で送り出した。