Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】バイデン米政権は28日、2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算編成方針を示す予算教書を発表した。国防予算を前年度比4%増の8133億ドル(約101兆円)とした。バイデン大統領は声明で「国家安全保障に対して史上最大級の投資を行う」と強調した。
財政再建に向けて超富裕層への増税策を新たに打ち出し、今後10年間で財政赤字を1兆ドル超縮小する。ロシアの侵攻を受けたウクライナへの支援継続も求めた。
バイデン氏にとって2度目の予算教書となる。歳出全体は新型コロナウイルス対策費の縮小を背景に、前年度比1%減の総額5兆7920億ドルとした。