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共同通信
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【マニラ共同】フィリピン軍と米軍の定期合同演習「バリカタン」が28日、フィリピン・ルソン島で開始。米軍によると、両軍の計8900人が参加、過去最大のバリカタンとなる。4月8日まで海上警備や人道支援などを訓練し、相互運用性の強化を図る。インド太平洋地域で海洋進出を強める中国をけん制する狙いがある。
バリカタンは、新型コロナで2020年は中止。21年に規模を縮小して再開した。今回はフィリピン軍から3800人、米軍からは5100人が参加。バリアバ米臨時代理大使は開会式で、両国の同盟は「インド太平洋で平和と安全を維持するために重要な役割を果たしてきた」と述べた。