Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】週明け28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比94.65ドル高の3万4955.89ドルで取引を終えた。原油先物相場の急落を背景にインフレ加速への懸念が和らぎ、買いが優勢となった。
ただ、FRBがインフレを抑制するため大幅な利上げに踏み切るとの警戒感は根強く、売りに押されて300ドル超下げる場面もあった。
ニューヨーク原油先物相場は、指標のWTIの5月渡しが前週末比7.94ドル安の1バレル=105.96ドルと大幅反落した。中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、エネルギー需要が減少するとの観測が広がった。