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マンハッタンの人口減少率全米1位
パンデミックに市から人口流出

24日に発表された国勢調査によると、パンデミックの間に、ニューヨーク市の人口が急減していたことが分かった。中でも、ニューヨーク郡(マンハッタン)は、全米のすべての郡の中で最も人口の減少が激しかった。ニューヨークポストが報じた。
全米の人口減少率上位10郡のうちの4郡を、ニューヨーク市の郡が占めた。ニューヨーク郡では、パンデミックと重なる2020年7月から21年7月までの間に、6.9%にあたる11万958人減少していた。同時期に、キングス郡(ブルックリン)の人口は、3.5%にあたる8万6341人減少し、人口減少率は全米で6位だった。ブロンクス郡は、3.2%にあたる4万1490人減少し、全米8位。クイーンズ郡は3.1%にあたる6万4648人の減少で、9位だった。市全体の人口は、3.5%にあたる30万5665人急落していた。市の同時期の人口減少は、過去10年間に増加した人口62万9057人のほぼ半分に等しい。
専門家の分析によると、市の人口減少は、新型コロナウイルス感染拡大が最も酷かった時期に市外へ転出していった住民による側面が大きく、10年から20年までの年間移動損失の3倍以上の34万2449人の国内移動流出となった。パンデミックの間、市では出生数が死亡数をわずかに上回っていたため、2万9千人の自然増加があった。
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