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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米政権は28日発表の2023会計年度(22年10月~23年9月)予算教書の国防費関連で、中国について「類を見ない深刻化する難題」と警戒感を示し、インド太平洋地域での米軍の抑止力強化に向けた基金「太平洋抑止構想」(PDI)に61億ドル(約7550億円)を充てた。米インド太平洋軍が軍事的優位を保つよう支援するとした。
国防予算は、中国やウクライナに侵攻するロシアの脅威を背景に過去最大規模となった。中国によるミサイルの脅威に対抗するためとして、米軍の要衝グアムの防衛に約9億ドルを計上した。