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共同通信
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【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比338.30ドル高の3万5294.19ドルで取引を終えた。ロシアとウクライナの停戦交渉が進展することへの期待が高まり、買いが優勢となった。
ロシアがウクライナの首都キエフなどへの攻撃を大幅に縮小すると表明した。停戦合意に向けて初めて具体的な進展があり、投資家心理が改善した。原油先物相場が続落し、ガソリン価格高騰などによる消費の冷え込みへの警戒感が後退したのも株価を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、264.74ポイント高の1万4619.64。