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NY地下鉄、マスク非着用率17%
2年前の調査以来、最多―MTA

ニューヨークの地下鉄で、マスクを着用していない人が17%に上ることがMTAの最新調査で明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2年前に調査を始めて以来、最も高い数値という。amニューヨークが27日、報じた。
調査は、今月7~18日にかけて実施。マスクを着用していない人に加え、13%の人は顔を覆うものを間違って着用していた。ニューヨーク州・市は、ここ数週間で地下鉄などの大量交通機関や病院、老人ホーム、ホームレスシェルターなどを除き、マスクの着用を緩和。米運輸保安庁は、大量交通機関や屋内駅、空港でのマスク着用義務を4月18日まで延長した。
ブルックリン区在住の乗客は、パンデミックの初期は熱心にマスクを着用。今も車内では着けているが、混雑していない駅では外すようになった。別の乗客は、マスク着用率の83%を「比較的高い数字だ。着用の決まりを知らない観光客が増えたことも背景にあるのではないか」と指摘する。
市警はマスク着用していない乗客を見つけ、50ドルの罰金を科すことが可能。ただし、取り締まりには及び腰なのが現実で、2020年9月から2021年末の間に拘束したのは76人にとどまる。MTAは、駅構内でマスクを無料配布するイベントをしばしば開催。定期的に駅構内でアナウンスを流して、マスク着用を呼びかけている。
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