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火災現場から猫百匹以上を保護
オレンジ郡のアニマルホーダー宅


ニューヨーク州オレンジ郡ハリマンで24日、火災現場の住宅から百匹以上の猫が見つかった。飼い主は、飼育不可能な数の動物を集め、手放すことができない精神状態に陥るアニマルホーダー(過剰多頭飼育者)だったとみられる。ミラーが27日、報じた。
駆け付けたモンロー消防署の消防士が、ケージに入れられていた多くの猫を家の外に運び出した。屋内で放し飼いにされていた他の猫たちは、自力で逃げ出した。現場では、2階建ての室内で、煙の影響を受けた猫の何匹かに酸素を供給する消防士の姿が見られた。火災で死んだ猫の数は、不明。
猫を保護した動物保護施設「ウッドベリー・アニマル・シェルター」は、すべての猫に医療処置が必要としており、突然受け入れることとなった百匹以上の猫のために、食料やトイレの砂、バスタオルなどの物資の寄付を呼びかけている。地元の住民の中には、猫が回復した後に引き取り手となることを申し出る人もいる。
火災となった住宅の所有者は元ピアノ教師で、2020年12月に死亡。約118万円で購入したカナダ人の男性は今月初め、家の中にあったシャネルのビンテージの洋服やバーバリーの箱、ティファニーの宝石など大量の希少なコレクションを売却し、4845万円相当の利益を得ていた。

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