全国のコロナ感染、増加傾向に

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共同通信

 厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は30日会合を開き、全国の感染状況を分析した。後藤茂之厚労相は会合で「全国の新規感染者は1カ月にわたり緩やかな減少が続いていたが、足元の1週間の移動平均は増加傾向にある」と述べた。

 後藤氏は「ただちに持続的な新規感染者の増加につながるかは現段階では判断できないが、感染状況を引き続き注視する必要がある」と警戒感を示した。

 29日までの直近1週間の全国新規感染者数は、前週と比べ1.04倍となっている。